森林公園で有名な「センブリ」に出会ったので、紹介します。
「センブリ」はリンドウ科センブリ属の2年草で、山地の日当たりのよい草原に生えます。
草丈は15〜20cm程、花は小さくて可憐な合弁花で白色か薄い紫色をして、9〜10月頃開花します。
この花の付いた状態で乾燥し使用。
健胃薬として知られており、日本の薬草の中でも重要な生薬の一つです。
「センブリ」は日本固有の薬草で、千回振り出しても(煎じても)まだ苦いことによることが名前の由来だそうです。子供の頃祖母に「言いつけを守らないとセンブリを飲ませるよ」と言われたのを記憶しています。また、赤ちゃんの乳離れにお母さんの乳首に塗ったとも聞かされたことがあります。苦さは天下一品みたいです。
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