ブルーベリー最盛期青紫鮮やかなブルーベリーの収穫シーズン。
品種・甘さ・食感、9種類のブルーベリーが楽しめるブルーベリー農園KATOさんにおじゃましました。
ブルーベリーの魅力に夢中去年の晩秋からブルーベリー農園KATOさんに足繁く通って色々とお話をうかがっていました。
農園主は5年前にご夫婦で大阪から伊賀市に移住。2003年夏から約6千平方mの農地を借り、ブルーベリーの有機肥料による栽培を開始しました。家庭菜園用に購入した1本の苗木をきっかけに、ブルーベリーの魅力に取り憑かれたそうです。 ブルーベリーは米国原産ですが、現在当農園には寒冷地向きの北部ハイブッシュ・南部ハイブッシュと暖地向きのラビットアイ系品種を合わせて500本。当初お伺いした頃は、2007年の収穫を期待して有機肥料入れと手入れにお忙しい時期でした。
農園は花真っ盛り4月中旬頃にはハイブッシュも、ラビットアイも花の時期。
小粒で白い可憐な花盛り、近くの方が趣味で養蜂されているミツバチ達がこの時期せっせと受粉作業に協力してくれます。受粉後はこの花が散り、ガクが残り青い実が膨らみ始めます。
待ちに待った収穫。生食は旨い!6月の中旬北部・南部ハイブッシュの早生種から収穫が可能になります。加藤さんのご好意で開園直前にお声をかけていただきました。「今年は天候不順で、去年より出来が悪いんです・・・」と加藤さん。でも、春に見事なまでに沢山の花を付けていたものが、ほとんど熟れていてつみ取りの合間に、口の中へ。『甘い!』『大きい』「この列を食べてみて下さい、味が違うでしょ」と言われて味わってみると説明してもらったように酸味と甘味とが違います。
※写真は最大で500円玉位まで育つ、北部ハイブッシュ系スパータン
当ブルーベリー園には、各品種がそれぞれ3種づつ早生から最晩生まで9種。色々な味が6月中旬から8月一杯楽しめるように栽培されています。摘み取ったベリーは量り売りで持ち帰り。私は、ジャムにするのがもったいなく、毎朝のヨーグルトと一緒に生食で楽しませてもらいました。
一画にはジュンベリーやラズベリー、ブラックベリーなども植えられています。ベリーの付くものは試してみたい、色々と試されて栽培して味わってみて検討されておられます。ジュンベリーも味わってみましたが、糖度たっぷりの又違う味わいでした。
生食で自然の味を。ブルーベリーの摘み取りは現在は予約制ですが、計画では800本栽培目標。
完全無農薬有機野菜も栽培されており、沢山の方に自然の美味しさを味わってもらい、素朴で家庭的な雰囲気の中で楽しめるブルーベリー農園を充実させたいと素敵な笑みで話されました。
●お問い合せなど詳しくは
http://www.ict.ne.jp/~kkt/index.htm(2007年7月 掲載)※取材内容は掲載時によるものです。
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