朝晩が冷え込みだして、お鍋の恋しい季節になりました。
冬野菜の定番「白菜」、今でこそ一年中店頭でお目にかかりますが、旬は初霜のニュースが聞こえてくる秋後半から冬にかけてが旬。鍋に良し、漬け物やキムチに煮物にと、まさしく日本では今からの季節に欠かせない野菜です。11月の初旬、以前に撮影でお世話になった三重県伊賀で何年来白菜を手がけられている白菜栽培農家さんにお話をうかがいました。今年は4反の作付けで3品種が栽培されており、それぞれの品種の収穫タイミングで、列毎に取り入れます。収穫予定数は6個入りの箱で2,000ケースの見込み。

2,3日前が初収穫で、うかがった日が2回目の収穫の真っ最中でした。質を素早くチェックした白菜は、手際よく不要な葉を取り除き、お二人の息も良く台車の上で箱詰めされていきます。2年ほど前に各種野菜が高騰した時期がありました。初霜はまだですが、温暖化の性なのか・・・今年は暖かく、台風も少なく育ちは順調、玉も大きいようです。でも生産者にとっては嬉しいやら、悲しいやら・・・。
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