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11月の中旬、出荷ピーク間近のシクラメン栽培温室を訪ねました。この季節には花屋さんの店先にも色鮮やかなシクラメンが沢山並びます。クリスマス前の冬場の定番の花です。





三重県名張市の今西さんは、30品種20,000鉢のシクラメンを温室栽培されています。例年10月下旬に種をまき、12月に発芽。2〜3月に育苗ポットへ、そして6月に鉢に移植。11月頃に花が出だし、現在の状況になります。





現在3人でこの作業をやられており、出荷待ちの手入れをされる傍ら、来年出荷のシクラメンが別の温室で発芽間近です。シクラメン栽培歴38年の今西さんは「温室栽培ですが、天候に左右されその年によっては肥料の効かし方も違うし、他の植物でも同じだが炭素病に注意が必要で、結構大変なんですよ」と言われています。11月下旬から12月中旬が出荷のピークで、主に県内・大阪方面に出荷されていきます。







温室内には赤・白・ピンク・紫などさまざまな色の花が咲き乱れ、一面がカラフルなシクラメンの花園。

以前はパステル色が人気が高かったのですが、最近ははっきりした原色に近い花色が好まれるそうです。シクラメンの色も人気色はその年によって変化があるみたいです。3,3.5,4,5,6号の各鉢サイズがあるのですがガーデニング人口が増えた昨今、3号鉢の需要も増えているそうです。でも去年の寒波のせいで今年のガーデニングシクラメンはどう動くか?、天候次第だそうです。





主流の室内で楽しむ需要は、クリスマス、お歳暮シーズン前のこの時期。温室へは県内以外にも大阪や愛知の方が直接買い求めに来られます。取材中にも何人かの方がギフト用に写真のようなラッピングを購入されていました。最近は「プルマージュ」「ピアス」「ビクトリア」が人気種だそうです。





上手に育てて長く楽しむ
長く楽しむポイントは、温度差が少なく(あまり暖房を入切する部屋ではなく)薄日が差し込むような場所で楽しむのが最適。水やりは花や葉にかからないように、1週間に一度程度。
水のやりすぎは根腐れや黄葉の原因になります。終わった花や枯れた葉はこまめにつみ取り、薄目の液肥を10〜15日に一回程度やること。上手に育てると翌年にも花が咲くそうです。

沢山の色があり、皆さん迷われておられました。
記者は元気の出る真っ赤なシクラメンを買い求めて帰路につきました。

(2006年12月 掲載)
※取材内容は掲載時によるものです。
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