18号に続き羅臼から秋鮭のレポートをお届けします。
本号は 幻の・・・と冠の付く鮭児と、勝るとも劣らぬ目近(めぢか)鮭の紹介です。目近鮭はさておき鮭児の名はかなりの方々がご存じでしょう。
先日も名古屋あたりで1尾十万円を超える値段が付き話題になりました。何故?専門的なことは他にゆずるとして、とにかく数が少ない。統計では1万尾に1〜2尾と言われています。一方目近鮭はと言えばこれまた1千尾に1尾と稀少なのだそうです。両者とも秋のこの時期漁獲されるシロザケです。名前の由来ですが鮭児は字面の通り鮭の児(こども)、まだ十分に成長していない育ち盛り。そのため脂質の割合が非常に高く(20〜30%あるとも言われる)上品、肉質もきめこまかいのが特徴。
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