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各地の海・山・里の旬な食材・収穫シーンを紹介してます。
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キノコ大国日本には5000種類以上のキノコが生育していると言われています。





中でも、松茸は「においマツタケ、味しめじ」と言われ、香りと食感が命ですが、その香りの成分はマツタケオールと桂皮酸メチルで、この桂皮酸メチルがキノコの王様「松茸」独特の香り生むと言われています。

秋の味覚の王様「マツタケ」が主に生育する場所は、水はけ、風通し、日当たりが良く 樹齢30年以上のアカマツが生えている山や海辺。しかも、掃除でもしたような綺麗な地面が良く、落ち葉や枯れ枝がつもっている場所では生育しないとも言われているようです。古くから日本人に 好まれ重宝されてきた秋の味覚の王様ですが、国産は例年、岩手産の出荷が9月中旬から本格化し、その後、長崎・広島と産地が南下し、11月頃まで続きます。

収穫量の一番のポイントは、8月下旬以降の天候。気温が下がり、その際にまとまった降雨があれば、生育が進み豊作になる。

マツタケの産地で思い浮かぶのは、長野県や広島県などですが、三重県名張市も「香り」「歯ごたえ」の質の良さで知られる「赤目マツタケ」の産地です。

昔は、松茸の生 育に良い条件に当てはまるアカマツ山が市内にたくさんありましたが、土地開発や気候変化、2〜3年前の松食い虫による赤松の立ち枯れ被害などにより生産量が激減してしまいました。





日本一のマツタケ産地広島県でも、 かつては県内いたるところで、マツタケが取れていましたが、近年山が放置され、また松食い虫の被害などによ り松枯れがひどく、松林の減少が続いています。かろうじてマツタケ生産県日本一を保っていますが、その生産量は著しく減少していると言われています。

通常雨が多い年のマツタケは豊作と言われ、夏に長雨がつづいた 2003年は比較的豊作だそうで、逆に夏が暑過ぎた2002年は不作だったそうです。

昔からマツタケは「里不作は山豊作」ともいわれ、今年は秋口の気候によっては、 例年より多い収穫が期待できるとのこと。

身近な食べ物から縁遠くなり国産ではなく海外産が多く店頭に並び、 庶民には手が出しにくい松茸。
岩手ではきれいなアカマツ林を、松茸が住み着きやすい美林をと手入れを始め、その結果収穫量が何倍にもなったという実例が報告されています。


※取材内容は掲載時によるものです。
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