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各地の海・山・里の旬な食材・収穫シーンを紹介してます。
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ヘルシーで日本伝統の「コンニャク」。初夏の畑の状況からから11月の新芋収穫、そして穫れだちの芋で生芋のコンニャク作りまでの流れを、奈良県御杖村の御杖村桃俣農産物加工組合のご協力により紹介させていただきます。当組合の「御杖コンニャク」は御杖道の駅で販売されているほか、地産地消・食育の流れを汲み地元の給食でも使われています。

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「コンニャク」芋はサトイモ科の多年生植物で、種芋を春に植え付け、6月に芽が出始め、7月頃に葉がつきます。通常10〜11月に葉が黄色になり、枯れて倒れた時期に掘りあげ収穫します。ただし、寒さには弱く、腐りやすく収穫後は乾燥させてから保存されます。地下茎でできた小芋(1年生)を翌年に植え付けます。掘り出さずに土の中にそのまま越冬させると、成長が極端に悪く、保存された種芋を翌年施肥された場所に植え替えます。3〜4年でソフトボール大に育ちます。


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敷きわらの間からニョキニョキ

今回取材先の奈良県御杖村桃俣地域でも、昔は殆どの家でコンニャクを栽培していたそうですが、現在は主に10軒ちょっとの方になっているそうです。7月はじめに畑の方に伺いました。畑に入ろうとして足を踏み出すと、そこにマムシが・・・・・。追い払ってもらい怖々撮影。8月末に再度訪れると、山間の斜面の畑は一面に葉が生い茂り鬱蒼としていました。

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いよいよ収穫

天気が悪い日が続き、少し遅くなったのですが10月末に収穫をと出かけました。あいにく夏に撮影した場所は、すでに収穫済。急遽別の畑を紹介してもらいました。少し時期が遅くて幹が倒れて枯れてしまい、どこにあるか見つけるのが難しい状態でしたが何とか掘り起こしてもらいました。さすが手慣れたもの。点生子(きご・・・点線の部分)という芋の子供が付いています。これを植えると芋になるそうです。 しっかり乾燥され「コンニャク」加工にそなえます。

生芋コンニャクの加工は次号をお読み下さい。
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