アロエは昔から「医者いらず」と言われるほど健康に役立つ成分が含まれています。とげがあってサボテンのようですが、ユリ科の多年生多肉植物で、ねぎやにんにく等の仲間です。
紀元前2000年も昔から美容と健康を支える植物として愛用されてきたと伝えられています。
また驚くほどの栄養バランスにすぐれており、健康食品ブームもあり葉肉部分は食用にも好んで利用されています。
ジェル部分には抗炎症作用をする成分や保湿作用の成分、抗酸化物質・殺菌作用物質・食物繊維・タンパク質・ビタミンA,B,C,E等、多肉部分には豊富な多糖体とミネラルを含んでいます。
私も幼い頃火傷や傷をした時、祖母にアロエ葉を切り開き貼りつけてもらった経験があります。
ご存じのように主産地は暖かい地域で、日本でも南の方で主に栽培されています。
今回おじゃました倉林さんのお宅は室尾寺で有名な奈良県の室尾村で、真冬にはマイナス2〜3℃にもなり、夏以外はとても屋外では育たず、ビニールハウス内で24時間炭火と電気で保温して子供のように育てておられます。
ご自身も身体の調子を悪くして、このアロエベラに出会い、効能を身をもって体験し、栽培を始めたそうです。
栽培を始め7年、特性のアロエベラジュースで調子が悪かった体も健康そのものらしいです。
おじゃました頃は、有機栽培で育てられたアロエベラに蕾がつき沢山の子株が出ており、暖かくなるのを待っているみたいでした。
凄い生命力しっかりと張った根はとても力強く、小さな株でもパワーを感じました。
平成11年から玄関に吊してそのままのアロエベラが今も根付いています。
分けていただいたアロエベラは葉肉の刺身と蕾の天ぷらをさっそく美味しく頂きました。
刺身はわさび醤油でさっぱり、天ぷらはポン酢をつけてくせがなくあっさりしていて、ねばりけがある味わいでした。そのねばりけを持つアロエの底力を身体で堪能しました。
PR